DREAM THEATER [LIMITED EDITION COLLECTOR'S BOX] 感想

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ADTOEから約2年、バンド史上初のセルフタイトルとなるアルバムが
完成された。
その自信の表れが十二分に発揮された、素晴らしい作品になったと思う。

先行で発表された2曲目を聞いたときはTOT路線かと思い、
アルバムの方向性に不安を覚えた。
しかし、蓋を開ければバランスよく配置された楽曲が並ぶいいアルバムです。

3曲目はRushを髣髴させるというレビューがあり、MP時代のパクリ再燃かと
(私はRushをあまり好きではないので)こちらも不安だったが
イントロのリフからキャッチーで、DTでは今まで聴いたことのないタイプの曲
なのに、しっかりバンドに馴染んでいるという最高にいい曲だ。

また5曲目はハモリのギターソロが印象的で、ライブで聴いたら昇天しそう。
5:25付近からの一旦曲が終わって、別の曲かと思わせておいて
さらに盛り上げるという展開も悶絶。

全体的にキーボードが控えめになったように感じたが、これも好印象。
6曲目のサビ付近や7曲目の中間部4:00以降などドラム、ベース、ギターが
曲を引っ張り、キーボードは味付け程度に使われているパートが増えて、
その一方でソロパートではちゃんと主張していていて、
キーボードとギターのテクスチャーがI&W以前を思い出させる。

ラストの22分に及ぶ大作もOctavariumや6doitのようなダレた感じがなく、
締りのある、意味のあるパートが並ぶ22分になったと思う。
個人的にはACOSよりもコチラの方が好きである。


この作品によってMPの復帰の必要性が,今後全く不要だということが証明されたと思う。
I'm sure that return of MP is NOT necessary for Dream Theater future.

MUSEのパクリだとかアルコール依存症のフレーズの使い回しがなくなった
ことが素直に嬉しい。

今が本来のDream Theaterだと思える。

ただ一抹の不安はJohn Petrucciが先頭に立って高品質のアルバムを2枚作ったことで
今後マンネリ化が進んでしまうことだ。
自作以降は是非James LaBrieと一緒に曲を書いてもらいたい。
John Petrucci should collaborate for songwriting with James LaBrie on the next album.

音質面ではギターの音色がLTE~Systematic Chaos期の中音域をあげた太めの音から
ややドンシャリ目の音になったのも好みの音に近づいたのでよかった。


今月のBurrn!にて広瀬編集長はWinery Dogsで来日したMPに
「あなたがいなくなってソングライティングの質が落ちたと思う」
と指摘していたが、全く持ってナンセンスな話である。
同じことをJPに言えるのだろうか?

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